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[日時]: 98年5月16日(土)
[船宿]: 御前崎港 日晴丸 0548-63-3055
[場所]: 金州遠征
[料金]: 15000円 (氷付き、コマセ付き)
[参加者]:12名
[天候]: 晴れ時々くもり。南の風、前半弱く、後半強い。
[水深]: 棚50m前後、最後は棚110m前後 水深は+20mか。
[道具]: アルファタックル真鯛300(負荷は30-80)、
リール シマノSLS電動丸TM3000H
[仕掛]: ジャンボビシ100号、片天便60cm、
クッション下2.0mmX1m、
マダイ針10号、ハリス5号7ヒロ
[釣果]: メダイ2尾(90cm/10.5kg,3.6kg)、イサキ1尾、 ウマズラハギ 1尾、その他 赤イサキ、ハチビキ
[報告]:
<前置き>
前年末からの真鯛3連敗を挽回したく準備に入る。
康幹事殿より金州遠征の可能性ありとの情報を得、今度こそはと気合を入れる。
仕掛けは4号ハリス以外に大鯛用にと5号ハリスを準備。
会社の仲間に「魚釣れたら寿司パーティやるからね」と、捕らぬ狸の皮算用。また「今回、真鯛だめだったら当分は真鯛中止じゃ」と心に決める。
丸秘作戦(どこがじゃ)として、いつも使っている真鯛竿を止め、沖釣りをはじめるときに買ったアルファタックルの竿を持って行くこととする。
この竿、はじめての鯛釣りで小さいながらも4枚を釣り、昨年のワラサOLMでの活躍、近いところでは大原うすい丸でのアジ爆釣と、誠にゲンのいい万能竿である。
よく考えると一昨年から昨年にかけての鯛7連敗は置き竿用にと買った竿に替えてからはじまった。昨年末からの3連敗もそうだ。
今回は荒れても終日手持ちで責めるぞ!と心に誓う。
<出発>
5/15会社には終日出張予定とし早く用事を切り上げ帰宅する。
あらかじめ綿密に?(DM行方不明事件とかあったが)決めていた待ち合わせ場所:すずかけ台駅へと牧山さん、アリパンさんを迎えに17:30に家をでる。
牧山さんの十分な下調べのおかげで特にトラブルもなく二人を拾い、いざ御前崎へと出発する。
<車中にて>
先週に利島にてメダイを爆釣した牧山さんの話しを聞く。コマセ振りと棚が大切と理解する。(これが良かったのかも)
途中、愛知から来るりゅうさんからTEL。だいたい同じ時刻に着きそうとのこと。前山さんはと思いTELするが出ない??
<御前崎集合>
御前崎港漁協直販センター前へ無事到着。りゅうさんとあいさつ。
前山さんは? 赤いボルボがあった。牧山さんが見に行く。車後部にていいちこのビンを枕に爆睡中とのこと。起こして聞くと先に着き6時ごろから飲んでいて、途中には港に停泊中の漁師と盛り上がったとのこと。まあたいした酔っ払いオヤジだ!
(前山さんゴメン)さぞ初対面のりゅうさんはビックリしたことでしょう。
<船宿にて>
おかみさんの後について船宿に到着。
二部屋にふとんが3つずつ敷いてある。1Fの部屋はシャワーもあり、一服できるテーブルもある。
これで前泊がタダなのはありがたい。
2階の部屋では、すでに名古屋からの田中さんが睡眠中。1階の部屋にて残り5人で酒盛り開始。今回は某丸宿での事件を教訓に12:00には寝ようと皆で誓う。
マッキー&前山さんの銭州大物狙いの話しで盛り上がる。りゅうさん、興味持った?私は遠慮しておきます。
で、12:30無事ふとんに入る。
<起床・集合>
3:30ごろ携帯telがなる。出ると川口師匠から。
みんな集まってるよ。そろそろ起きて!寝ている他の5人を起こし集合場所へ。初対面の康幹事とあいさつする。
#誰かがMLで書いてたけどなかなかハンサム。よいしょ!
川口師匠の宿題(右舷/左舷、みよし/艫を自分で考える)の回答を各自が出し、席ぎめを行う。私は前夜の牧山さん推理どおり左舷艫を希望する。なんと、師匠、トシさん、ビンさん、さらにアリパンさんとの競合だ。ジャンケンの結果、左舷艫から3番目に決定。吉と出るか凶と出るか。
<いざ出船>
船に荷物を積み、各自決められた席にて準備し、5:00出船。外海に出てもあまり風もなく、波もない。こりゃ楽しい釣りになりそう。
金州まで約1時間。全員にて談笑する。前山さんがワンカップ飲んでる。昨日の件を知ってる人は爆笑。OLMの楽しいひととき。
<釣り開始>
6:00船長から開始の合図。ハリス4号10mの指示。
私は竿が固いこともあり大物に備えて5号ハリスとする。
はじめてまもなく右舷が騒がしくなった。きたきさんがメダイをあげたらしい。さすが鯛オヤジである。すばやい!この人前回の時もそうだった。鯛と名がつくものは一番にあげる事に決まっているのだろうか。
次に左舷ミヨシで牧山さんがやりとり開始。あがってきたのは1.5kgの真鯛。おお、いるいる。

私にもあたり。こりゃ鯛じゃないなと上げてくると良型イサキ。寿司ねた1匹get。
康幹事殿もメダイをあげたらしい。御前崎常連の力を出す。
川口師匠はと見るとアリパンさんと大好きな?赤イサキを競争して釣っている(^^;;; 今日は時差ぼけで調子でないのか、それとも左舷艫不利なのか?
釣り始めて1時間ぐらいたったろうか、私の竿に当たり。あわせようとするが魚が走り出し、糸が出て行く。20mぐらい出たろうか、やっと魚が止まったのでポンピングに入る。船長が気づき両隣のアリさん、トシさんに竿を上げるよう指示。また「慎重に!」と指示がでる。
リールを巻こうとするが巻けない。ドラグが緩すぎる。少し締めて巻く。ちょっと巻くとまた魚が走る。おっとあぶない。手で糸を繰り出す。最初の棚50mぐらいまで巻く。ん?軽くなったような気がする。あれっ?というと、船長がついてるぞ、ゆっくりやれ!
どうも魚が休憩してたらしい。トシさんから残りは?と聞かれる。50と言ったとたん、また走る。60mぐらいからやり直しだ。
船長が漁探で確認したらしく「でかいぞ!」の声。左舷のみんなは竿を上げ祭らないよう協力してくれる。アリさんはビデオカメラで撮影に入る。
巻いては出しの繰り返しでどうにか残り20mぐらいになったろうか。「お祭りした!」との声。右舷の何人かとやったらしい。川口師匠が「みんなが注目してるよ」とプレシャーをかける。
こりゃたいへんなことになった。バラシたら何を言われるか。もう何分やったろうか、腰が痛いと悲鳴をあげる。
どうにかビシが見える。4ー5個のビシが絡んでいる。重いはずだ。竿を置き、ビシを取り、ハリスを手繰る。ゆっくりやるが、潮の影響か、魚の最後のがんばりか、引っ張られたためハリスを少し出す。ヒヤヒヤ。
白い魚体が見えてきた。「真鯛だ!いやメダイだ!」の声。
でかい! タモで取ってもらおうとするが入らない。「ギャフ!ギャフ! もう1つタモがいる!」と誰かが叫ぶ。タモ2つではさみ、ギャフにて大きい方のタモに入れる。入った!
船上にドサッ。ふうっ、よかった。 |
おめでとう、こりゃデカイ、10kgあるぞ、といろいろな声。皆さん、ありがとうございます。
我ながらこんなの良く上げたわ、と驚く。師匠からも、ハリス5号でよくあげたよ、とお褒めの言葉をいただく。

トシさんが写真を撮ってくれる。こりゃ一生の記念物と目が潤む。いっきに疲れがでる。腕も腰も痛い。
でも魚どうにかしなくっちゃ。私の35Lクーラでは話しにならない。50Lを持っていた前山さんが快く引き受けてくれた。シッポがはみ出るがどうにか入った。まずはひと安心。
ひと段落しボーッとする。頭の中は、どうやって持ってかえるか、どうやって捌くかを考え出す。こりゃ大変なことになった。
さて、釣り再開だ。真鯛を釣らなくっちゃ。連敗脱出と気合を入れ直す。
来た!また糸が出る。「出し過ぎるなよ!」と船長が言うが、時すでに遅し。竿先がフッと戻る。ばらした! 上げてみるとハリスの先の方がザラザラ。根で切れたようだ。
また少しすると当たり。少し強引にやり取りする。きたきさんが横に来て「調子いいじゃん」と言ったとたん、鯛オヤジ殿のオーラが魚に伝わったのか、急に走りだし、またしてもバラシ。船長も呆れ顔。はずかしい!私の腕はまあこんなもの。さっきのはまぐれか。
今度は左舷ミヨシのメダイ親分ことマッキー改めメッキーが2本目をやり取り中。竿を置きタモ取りに向かう。すると船長が「糸が出てる!」の声。慌ててもどりやり取り開始。5号仕掛けがなくなったため、4号ハリスにかえたとこだった。慎重にやろう。
やり取り中、隣のトシさんが騒がしい。お祭りしながらもメダイをあげた。「あれっ、針が口に2本!」どうも、きたきさんとトシさんの針の両方に食いついたらしい。船の上でも仲がいい。魚は、きたきさんの好意によりトシさんのクーラーへ。
そうそう私。二度あることは三度ある、とならないようゆっくりやる。結構いい引き。楽しい!
タモ取りしてもらった魚は3.6kg。普通ならこれでも大満足。でも今日は・・・。
残り1時間ほどになり、金州の深場棚110mに移動。後からの康さん情報だと船長が大物狙いのギャンブルにでたのではとの事。ここでは入れるとすぐに当たりあるが、ハチビキ、大サバとこれといったものが出ない。
そうこうしているうちに終了。
<帰港>
船からあがるとお湯が用意されている。これはいい。さらに、船長自ら写真を撮ってくれた。他のオモリ等に出た船はいまひとつだったようで、金州で結果が出せた我が船長は機嫌がいいようだ。おかみさんもいろいろと親切だ。こりゃまたこなくっちゃ。
トシさんと全員の釣果を確認。結果は下記。
<右舷>前から敬称略
きたき(1.5),りゅう(1),田中(1),けいまつ(1),康(2),前山
<左舷>前から敬称略
牧山(2+1),ビン,トシ(0.5),田辺(2),アリパン,川口
注)船中メダイ11本、真鯛1本(牧山さんの+1)
今日のOLMは真鯛狙いのはずが、目鯛五目になっちゃった。 でもこれだけ釣れりゃOLM大成功。康幹事ありがとう。

<さてこれからが問題>
どうやって持ってかえるか。前山さんが良い案を出してくれた。ビニール袋に魚を詰め、その外側に氷を入れ、何枚も重ねるというもの。(さすが年の功。またまた失礼。)
途中のコンビニまで前山さんのクーラーで運んでもらい、ビニール袋を買う。1枚めは新聞紙で巻いた魚。2枚めに1枚めを入れ、氷を入れる。3、4、5枚めで外側を包む。どうにかなりそう。後は氷が持つかどうか。
<帰宅して>
9時帰宅。
大変なことになったとカミサンに言う。ビニール袋をとく。氷はまだ残っている。台所の流しまで運び魚を出す。絶句!この後決まり文句の「どうすんの?」そっけない。子供は大喜び。エヘン!お父さん、すごいだろう。
近所の奥さんにもTEL。小さいボールを持ってきて、これに入る? ちょっとちょっと今回はそんなんじゃないよ、子供も連れてきなよ。大爆笑。
子供と奥さんを台所へ。「きゃあ何これ!凄いじゃない」。子供は指でつついている。きっと田辺のオジチャンは凄いと思ったにちがいない。満足!
もう一軒TELしようとするが、遅いから止めなさい。シュン。仕方ないので次の作業へ。
子供と写真撮影、魚拓とり。魚拓なんか取ったことない。まあ形は見えるからいいか、で終わり。
<次の問題>
どうやって捌くか。台所の流しからははみ出す。仕方ないので、台所の床にビニール・新聞紙を敷き、捌く。捌くと言うより解体するというのが実感。
内臓を取り出す。片手でつかむがあふれるほどあり気持ち悪い。どうにか頭と胴を切り離す。頭は包丁でどうにか割れた。3枚におろす。3枚おろしの表現が適切でないような気がする。なにせ身もでかい、重い。さく取りをし、あらを適当な大きさにきる。背側の半身のさくの幅が片手ぐらいある。こんな刺し身あるんか。
次の問題は冷蔵庫。全部は入らない。先ほどの奥さんに取りに来てもらう。他にTELするわけにもいかないし・・・。
仕方ないのであらをビニール袋に入れ、クーラーに入れる。残りの身をどうにかして冷蔵庫に詰め込む。台所の中はウロコだらけ。掃除し、あと始末して24時。やっと一息。残りの魚はあした。
<日曜日>
会社の仲間に連絡。「魚釣れたから寿司パーティやるよ」
メニューは
刺し身(メダイ、イサキ、ウマヅラ)
メダイの兜煮(一番大きい鍋にどうにか入った)
メダイあらの吸い物
メダイのフライ
メダイのソテー
のメダイづくし。
会社の仲間はメダイの兜煮を見て大きさを実感した模様。
都合5人集まったが食い切れない。
近所に配る。でもまだまだ残っている。
<最後に>
今回の大当たりは何だったのだろう。特に誘いをかけたわけでもなく、船長の指示棚下5mからコマセをまき、棚で待つという、基本動作を繰り返したにすぎない。
ゲン担ぎの竿が良かったのか、運が良かったのか、?である。まあこういう事があるから釣りは楽しいと、納得しよう。
技術的なものとして、魚が走ったときの対処法が疑問である。今回は魚が走るだけ走らせてうまくあがったが、1本目のバラシのように、根まで走られると根で切れる恐れがあり、かといって、2本目のバラシのようにあまり糸を出さないと魚との引っ張り合いでハリス切れとなる。
どういう対処があるのか。ドラグの微妙な設定が必要か。
ん?終わってみると最初の目的は達成せず、真鯛4連敗更新。でも気にならない。こんな連敗なら5つでも6つでも歓迎だ!
<謝辞>
船長、康幹事はじめOLM参加の皆様のご協力により一生の記念釣行となりました。このレポートであらためて感謝を述べさせていただきます。
どうもありがとうございました。 |