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<前山さんのレポート>
12/29、30の秋田釣行が中止になり、房総を彷徨ってきました。で、私の今年最後の釣行記となります。
●吹雪にかすむ日本海
カーオーディオから流れるクラプトンのボットルネックが泣いている。16号を南下する私は車の中で溜息をつく。マグロが釣りたかった。しかも秋田能代沖の久六島で。
年末に加えオフィスの引っ越しという慌ただしさの中でも、
その為の準備は怠りなかった。
早乙女さんに手持ちの限界といえる、11ミリワンピースを作ってもらった。マグロバケも頂いた。そして夢を見た。
100キロのマグロを・・。
能代黒松丸のBBCに加藤船長が「久六島はマグロ専門の漁師が今までに見たことも無いくらい居ると言っていました。
大きい〔100k〜200k前後〕のも、小さい〔10k〜30k〕のも島中ハネているが餌釣りもトロ−リングもジャンボでも食わないとの事。」と書き込み、私達5人は餌釣り,泳がせ、バケで穫ってやろう、と夢を膨らました。
でも、日本海は遠かった。まるで吹雪のように、我々の前から秋田は雪に埋もれていった。
出発前日、くろまつ丸に確認をとると「駄目でしょう」との悲しい宣告だった。
●まずはヒラメ
浮かない表情の亭主の顔を見て、「臼井丸でも行って来なさい」とかみさんが言う。
参加メンバーに中止の電話をし、臼井丸に行くからと言うと全員が来るという。ホームベースに取り敢えず行って態勢建て直しだ。
大原に向かう路上、相変わらずメランコニックなクラプトンのギターを聞きながら、ブルーな気持ちで車を走らせていると携帯がなった。
「ガハハ、アリイズミでーす。がはは。もう大原に着きました?
私と安藤さんも臼井丸に行きます、ハハハハハ」
アマダイ、カワハギOLM中の相模湾海上からの電話は、笑い声をはさみながら途絶え途絶えだ。
でも、なんだか嬉しそうで、元気をくれるアリパンの特異体質に感謝。行灯みたいな奴ちゃ。
「ホイホイ、予約はしておいてね」
「了解です、ガハハ。電話の調子が悪・・・」で切れる。
携帯も持ち主に似るらしい。
●年末最後のOLM
到着すると、居間で中野さん親子が仲良く休んでいる。
おっかさんに聞くと、市瀬さんも来るという。
と言うことは、頭、秋田メンバー(ビン、牧山、塩満それに夜キンメ後に駆けつける慶松、私)、中野、アリ、安藤の9メンバーが集まってしまった。ちょっとしたミニOLMだ。
●眠い
早朝目覚める。準備をして乗り込むが、体が重い。
飲み過ぎと、年末の忙しさがたたっているかもしれない。
私は右トモ、好きな釣り座。冬と言うのに、吐息も白くならないくらい温かい。穏やかな海を臼井丸は白い航跡を残しながら、広大な大原の根に向かって進む。
今年もこの豊かな海とこの船を操る若き船長は、何年やっても上手くならない中年釣師に数え切れないほどの恵みを分け与えた。
モノトーンの世界が色付き始める頃、釣り場に到着。
「ハイ、やって」のノブ船長のアナウンス。開始早々、隣に陣取る慶松さんにあたり。
「付いてるのかナー」と言いながら上げてきたのはかわいいソゲ。牛蒡抜きで上げ、「取り敢えず、1匹には違いない」と笑顔。前夜のクーラーいっぱいの夜キンメとヒラメ。
今年は、お子様も誕生、最良の年の締めくくりだ。
こちらはソゲも当たらないヒラメ2連敗中。そして、私にはピクリともしない。なんだか、睡魔が襲ってくる。
今年の3月、同じくこの船で波をかぶり寒さに震え、キャビンで寝たことがあるが、今日は何もないのにたまらなく眠い。
船長でもないのに、トモで船を漕ぐ。たまらず慶松さんに「1時間経ったら、起こして」とキャビンで熟睡。
●今日もボ?
途中で声を掛けて貰ったが、あまりの眠さに2時間も寝てしまった。もう、11時。今日もボかなとあきらめ半分で竿を出す。
ビンさんは1キロ超をゲットしたと言う。
反対舷に陣取る市瀬さんの顔からは笑みがこぼれ落ちている。
ニッコニッコで「1キロオーバー」という。ン度目の正直。
ラスト30分前、大振りのイワシにコンコンとアタリ。
ビッグサオトメ・スーパーワラサ&マダイの穂先を叩いている。
が、大きく食い込まない。20秒くらい待ってリールを巻くと何かは付いている。海面に現れたのは、慶松さんの同級生のソゲちゃん。しかも、トリプルフック針1本だけに掛かっている。
これはいけませんと丁寧にタモ取り。やっと1枚確保した。
「はい、そろそろ上がりましょう」のアナウンスと同時に、ビンさんにアタリ。慶松さんとおまつりしながら、2匹目の1キロ超が上がった。
●大原、来年もよろしく
「来年もよろしく」と挨拶を交わしノブ船長御用達の理髪店へ直行。明日、同行する同僚と合流するには時間がありすぎたからだ。そして北へ。今年のラストは外川犬若港からハナダイだ。
●データ
日時 12月29日
釣り宿 大原臼井丸
料金 11000円(エサ付き)
竿 上記
リール Abu pro max6600 PE4号200m
釣果 ソゲ1匹
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<いちのせのレポート>
日時:98年12月29日(火) 5:30出船
船宿:大原・うすい丸
釣り物:ヒラメ
料金:11000円
道具:竿・ARセイバー230
リール:シマノSLS3000
仕掛け:市販遊動タイプ捨糸をカットし50cm
海況:前半べた凪後半南風少々・天気晴ときどき曇
釣果:ヒラメ・・1枚(キロちょっと超え)
マトウ・・1尾
●内緒のはずが・・・
年末は神戸から関東へ行き、釣りをして信州の実家へ行く事にしました。28日は江の島の萬司郎丸さんで「アマダイ&カワハギOLM」さて、もう1日釣りをしよう。でもって何にするか・・・
思いついたのが、大原でヒラメです。
実はこのヒラメ釣り、これまで5回程やっているのですが、釣れた事がなく鬼門の釣り物となっていました。ヒラメは以前伊豆でのマダイ釣りの時に外道?で4kgクラスを釣った事があるのですが、夏場だった事もあり、痩せていて食味もイマイチでした。
ぜひ旬のヒラメを味わってみたいものです。
前回のMLの忘年会釣行でも「ボ」でしたので、また「ボ」記録を更新しMLで笑われるのもちょっとなぁと言うことで、会社の後輩を誘い密かにうすい丸さんに予約という隠密行動?を予定しました。
ところがところが・・・
前日の「アマダイ&カワハギOLM」で、アリパンとあんどうさんが突然船上でうすい丸さんに予約のTEL。また、東北マグロOLMを予定していた前山さんはじめ数名が急遽大原へ流れてきたとの話で、蓋を開けてみたら半OLM状態となっていました。(^^)
前日夕方に江の島を出て、藤沢の知人宅へ寄りちょっとお茶なんぞを頂いて、横浜の後輩宅へ。21時に横浜を出て、2時間で大原に到着。船宿にはすでに中野さん、前山さん、ありぱん、慶松さんが到着し一杯ひっかけてます。(^^)
しばらくすると、カチカチに凍ったあんどうさんがバイクで到着しました。慶松さんは、さっき布良で夜キンメをやってきたとのこと、中野さんはお父さんと昨日から連荘、ありぱんとあんどうさんはさっき江の島で会ったばかり。前山さんは翌日ハナダイとか。皆様かなりのご病気のようで・・・(^^;)
寝酒をちっとやって、布団に入りました。
●出船
翌日4時過ぎに起床。港に行くと、塩満さん、びんさんも居ます。船のトモ付近はMLメンバーだらけでした。(^^)
さすが年末。船は片舷10名とほぼ満船状態です。周りの船も同様、満船で5:30少し前に出船となりました。
ポイントまでは約20分、まだ暗いうちに潮回りをして、のぶ船長から「はい、どうぞー」の合図です。
横流しの為、最初は私の居る左舷が潮上、気合十分で投入します。ところが・・・。
いつもなら朝一で誰かにアタリがあり、魚が獲り込まれるはずですが、どこもノーヒット。ありゃりゃ、今日はちょっとヤバイかも・・・。
もう一度潮回りして、ミヨシの夫婦連れの旦那さんにキロ未満が1枚。その後中野さんのお父さんにアタリ、でも残念、海面まで来たヒラメくんは餌だけくわえていたのか、そのままさよ〜ならぁ〜。30〜40分ほど経ったでしょうか、ここでのぶ船長、突然「上げてぇ」の後に沖に向けて一直線に移動します。
10分以上沖へ走り、回りに船の居ないポイントに到着。ここでまた私の隣の中野さんのお父さんにヒット。お父さんは長竿の置き竿釣法で、いきなり竿がずこーんと入り、ゲットでした。聞けば前日も置き竿で2キロクラスをゲットしているとのこと。置き竿恐るべし。(^^;)
さらに右舷の慶松さんにちょと小ささめのソゲ級が1枚。食いは渋いです。
海はべた凪。外房とは思えないほどです。船に弱い後輩君も楽勝で上機嫌なんですが、いかんせんアタリが無い。あんどうさんもヒマヒマで船中散策状態です。(^^)
ここでしばらく粘った後に、再び岸よりのポイントへ。
しかし、ここは潮が流れていないのか、道糸がまっすぐ下に降りて行きます。相変わらずアタリは無し・・・。
10時を過ぎた頃でしょうか。風が出てきて、道糸が船下に入り始めました。
潮回りをして「ドウゾー」でイワシを降ろした瞬間!中野(お父さん)の竿がズボッと海中に。前アタリも何も無し。
あら?っと横目で見ていると、私の竿にもアタリ!そのまま5秒待つ間も無く食い込みで、上がってきたのはキロちょっとオーバーのヒラメ君でした。
のぶ船長にタモ取りしてもらい、思わず「ヤッター!」と叫んでしまいました。
中野(父)さんは、げてみるとイワシの頭だけ。なんだか、お父さんのヒラメがこちらに来たみたいです。(^^)
この流しではミヨシのご夫婦の奥さんに良型のホウボウが上がり、食いが立ってきた様子に船中が活気付きます。
右舷ではびんさんがキロオーバーを1枚、ミヨシでも良型が上がります。
前出の奥さんもヒラメをゲット。このままこのポイントで終了まで粘り、私はマトウを1枚追加。後輩氏もマトウ1枚。終了間際にびんさんが1枚追加、前山さんが1枚ゲットで終了となりました。
●お世話になりました
船宿に戻り、カレーをごちそうになり、シャワーで潮っけを流した後、お土産に良型イナダとアジの干物までいただき、帰路につきました。
食いが渋い中、念願のヒラメが取れた事で、納得の納竿釣行になりました。のぶ船長をはじめうすい丸の皆さん、ほうとうにお世話になりました。また、冷やかしつつも応援していただいたMLの皆さんもありがとうございました。
前日のカワハギのチリなべとイナダの刺し身とヒラメの薄造りは実家で大好評でした。残りのヒラメはおせちの昆布絞めになります。(^^)
今度は「つり情報」に載っていた「ヒラメの叩き釣り」を試してみようかなぁ・・
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