・1月15日(祝)西伊豆 土肥恋人岬 とび島丸 オニカサゴ&カワハギOLM 
                        ベルデ@伊藤さんからのレポート


[釣行日]  1月15日土曜日
[船宿]   伊豆土肥 とび島丸
[乗船料]  17000円(仕立)  
[釣り場]  瀬の海・土肥港前 航程60分・10分  
[天候]   曇り一時雨 西風強 気温2〜8度
[海況]   シケ
[タナ]    底
[釣り物]  オニカサゴ・カワハギ リレー
[釣り座]  左舷ミヨシ3番(乗船人数11名)
<オニカサゴ>
[道具]  竿    POWER FORCE 沖幌烏賊210
           ミニバトル(しんさんから借用)
      リール  ダイワ スーパータナコン500WP
      ライン  PE6号 300m
[仕掛け] ハリス8号ムツ20号3本針2m
      (エダス間隔60cmエダス20cm)
      チモト蛍光玉5号
      テンビンに「ぎょぎょライト」穂先用を装着
[エサ]  ゴマサバ短冊2cm×20cm
[釣果]  サメ×1(リリース)
<カワハギ>
[道具]  ロッド シマノ 幻波カワハギS210
      リール ダイワ スーパー小船300XT
      ライン PEライン2号 200m
[仕掛け] 胴付き3本針
       幹糸3号エダス3号(カワハギ天びん使用)
       捨て糸10cmエダス6cmエダス間20cm
      集魚板(ベルデオリジナルCD−ROM製)
[エサ]  アサリ(剥き身)
[釣果]  カワハギ19尾(24cm〜)

1.新年会へのお誘い

 MLのしんさんととしさんが話を始めたらどんどん膨らんで、新年会にということになったそうな。カワハギをやるってことなんで、ハマっているDMでお誘いが私の所にも来て、そろそろ仕事も変って時期的に忙しいかもしれないなぁと思いつつ、そうはいっても現在のご隠居状態がいつまで続くか分からないし、まぁいいかぁとOLMへ参加表明する。

 かみさんに、「3連休に伊豆に釣りに行こうって誘われてるんだけど」って持ち出して事後承諾を得る。兄貴のかみさんが3連休にディズーランドに行きたいと言うのを「俺は伊豆に行っていないから」と一蹴してしまう。
 タコタコの会以降、OLMに積極的に参加するようになったんだけど、だんだん生活が変っていくのかなと感じる今日このごろである。

 そして、17日にはカワハギ釣りのメッカ夫婦橋の山下丸での仕立船によるOLMにも参加することとなってしまった。わはは。
 
2.下準備

 オニカサゴには10月31日に片瀬江ノ島の片瀬丸さんから出て、オニは「ぼ」、なんとかアラを一つ上げて帰った。この時の仕掛けは、釣り情報に載っていた通りハリス3号で針はグレ14号で作った。こんなもんかと思っていたら、なんとハリスは8号、針もグレの18〜20号とのこと。オモリも150号って言われて、びっくり。

 釣り具屋へ行って針とオモリ、蛍光玉を買っておいて、正月に実家に帰った時に、こたつでせっせせっせと仕掛けを巻く。甥っ子が来て遊んで欲しそうにするが、息子たちが「パパはお仕事」っていって連れていってしまう。わはは。良くしつけてあるのだな、これが。
 普段、チヌ1号針に3号ハリスを巻いているもんだから、馬鹿でかい針に太い8号ハリスを巻くのはすげえ簡単だ。ほいほいと作れる。オニカサゴの口は馬鹿でかいからハリは大きい方が良いっていうけど、なんともはや。
 とりあえず、6セット作って、替ハリスも6本作っておく。根を攻めるんだから根掛かりも多いんだろうなぁ。でも、8号ハリスを叩き切って根から外すのって、すげえ力が要ると思うんだけど。。。

 だんだんとんでもない釣りにいくことになったんぢゃないかと不安になる。
 MLの98年釣行記MVP投票の為に昔のレポートを読んでいて気がついた。今回行く船宿のとび島丸は銭州に遠征する船宿だった。すげえ大物を釣る船宿を常宿とする人たちのOLMに、小物爆釣隊の私がいきなり参加して大丈夫かぁと愕然としたが、まぁ乗りかかった船だし、行くだけ行って、次の為に教えてもらえば良いかぁ、夜の宴会がメインってことでぇと研修生気分をかってに盛り上げてワクワクするのであった。

 さて、前日。かみさんに、カワハギの餌用にアサリとアオヤギ、そしてオニカサゴ用にイイダコを買っておいてくれってお願いする。昼前に会社に電話があって、イイダコがないって連絡がある。しゃあねぇあって東京駅の大丸へ買い物に行く。地下の鮮魚屋を回ってみる。カワハギが1200円で売っている。なるほど、この20cmサイズを5匹釣れば大丈夫と胸算用。イカの沖漬けなんかもあって、なるほどなるほどと市場調査をする。で、問題のイイダコはない。おやぢに「イイダコはないっすか」と聞くと「この時期は見ないねぇ」って渋い顔で言われておしまい。そうか、早い時機に釣りに行って、餌用にとって置くしかないかぁ。。たなっちさんに弟子入りするかな。

3.徹夜で集合
 さて、夕方からの会議が終ったのが、9時。それから別件でうだうだと打合せをして10時過ぎに仕事が終る。
 今回の幹事で、そして私をピックアップしてくださるしんさんに電話する。待ち合わせの時間が1時半かと思っていたら、実は1時45分と判明。あぶないあぶない。寒空の下で待つことになるとこだった。わはは。

 家に帰って晩飯を食い終わると、私は先に寝てますから勝手に行ってくださいとかみさんは引っ込む。メールチェックしたりテレビを見ながらカワハギの針を巻いて、時間を潰す。

 1時45分になってしんさんに電話すると、砧近辺まで来ているそうなので、ではではと荷物を持って集合場所へ。そういえば、また車種を聞くのを忘れていた。。。
 5分も待つとでっかいRVが道の反対側に止まる。ほえっと思うと人が降りてくる。
どうもどうもですと挨拶して、しんさんだとわかる。
 車の後ろに荷物を積んで、ではではと出発。
 なんとしんさんは私の兄が以前勤めていた会社にお勤めである。そしてなんとなんと、しんさんの弟さんは私と同じ会社にお勤めであった。こないだまで静岡支店にいらした
そうで、先日静岡出張の時にお会いしていたのではないだろうか。なんとまぁである。
めだまさんの奥さんも同じ会社であったし、世間は狭いものであるなぁと改めて実感。

 途中で別の車の梅さんと連絡を取りながら沼津までひた走る。RVと携帯。釣りをするには必要最低限な道具立てなのかなぁ。先週イカに釣れていっていただいた井上さんもワゴン車だったなぁ。

 道は空いている。
 インターを降りた所のコンビニに3時15分に集合。梅さんもやはりRVだ。そして、恵美さんもいらっしゃる。
 途中で釣り具屋のだるまにによって餌を買う。私は電送丸1000Hを見てはいけない見てはいけないと自分に言い聞かせる。深場のカワハギをやるには、小型電動リールがあったら便利だろうなぁと思ってるんだけど、財政状態が危機的なので、自制するしかないのだ。見たら欲しくなるもんなぁ。

 5時前には土肥港に到着。
 昼間に少し机で突っ伏して寝たけど、結局徹夜である。徹夜明けで釣りなんかして大丈夫かなぁ。酔い止めの薬も飲んだし。ううう。

4.出船

 西風が強く、波浪注意報が出てるから、ひょっとしたら船は出せないかもしれませんよと言われていたが、港を見る限りではあまり問題なさそうである。船長さんたちもやって来て、出船が決まる。

 漁協前に集まってクーラーを降ろす。氷がでっかい箱の中にあるようだ。それをスコップで砕いて、バケツに入れてクーラーに移す。
 みんなのクーラーはでかい。50リットルサイズのようだ。私の20リットルなんておもちゃみたいだ。ううむ。クリスマスプレゼントに新しいクーラーをプレゼントしてもらうはずだったけど、サンタクロースは子供の分だけで予算が一杯ってことでおやぢには相手にしてくれなかったのであった。。。まぁ、自転車の後ろのカゴに入るサイズでないといけないという制約もあって、今以上のサイズは持てなかったりもするんだけど。。。

 さて、船へ。釣座を決める。右舷と左舷に別れてジャンケンで決める。私は左舷の胴の間に。オニカサゴは回遊しないから潮上が有利ってことだそうだ。ううむ。
まぁ釣りは席でほとんど決まるっていう人もいるんだけど、そうなると厳しいかなと。
それはともかく、皆さんの釣り方を勉強に来たんだし、まぁ良いかぁ。

 竿を立てたらキャビンへ。1時間以上走るって話なので澗板娘を持って行く。中では既に船酔いって方ばかりで、空気が重い。。。上下に激しく揺れる中、私は徹夜に空腹で日本酒を入れて少しヘロヘロ。ごろりと横になって惰眠をむさぼる。

 もう着くよぉって声がかかって、むぼぉぉとした頭で起き上がる。
 瀬の海にはブイがあってすぐに分かるってしんさんに言われていた私は未熟モノでありました。
 「え、さっきあったの見落としました??」と最後までいじめられた。。。

 ほれほれと仕掛けを付けて、クーラーからまな板とサバを取り出す。サバは去年のアジ釣りの後、冷凍庫で眠っていたものである。できるだけ大きいのが良いというしんさんの指導に従って、2cm幅で身を切る。肉を削ぎ落として、本当にでかい短冊ができた。タコベイトを針に刺した後、短冊を刺す。いやがおうにも「大物狙い」って感じである。

 西風強く、海はシケ。はたしていつまで船酔いせずに釣り続けられるかという不安が過ぎる。しかし、現金なもので、よっしゃ一発あげて西伊豆に名前を残したるかぁと力が入ってくるのであった。わはは。

5.オニカサゴ

 そおれっと仕掛けを落とす。120mって言われてどんどん糸が出ていって、120mを過ぎてもまだ出る。大丈夫かいなぁと思っていたら150m過ぎで何とか着底。底ダチを取り直して、1m巻いて待つ。駆け上がりになってるのか、すぐに重りが底についちゃうので巻き直して待つ。

 アタリなし。船中渋い。。。
 「渋々菌西伊豆も感染」ってのが今回のレポートの表題かなぁと思っていたら、右舷ミヨシのしんさんが電動リールを巻く音がする。なんだなんだと見ていると、赤い魚が上がってきた。
 刺に刺されないように慎重に口を持って、ペンチで針を外す。すげえなぁと思っていたら、リリースサイズとのこと。はらま。資源保護の為に20cm以下はリリースすることになっているそうな。深海にすんではいるけれど、水圧変化に強いので釣り上げても生きていられるんだそうだ。なるほどなるほど。

 しかし、渋い。釣れない。健船長もご機嫌斜め。
 当然、私は飽きている。「ぼ」慣れしてきたとは言え、まだまだ人間が未熟なのである。ううむ。腹が減ると人間って不機嫌になるもんだと反省して、竿をキーパーにおいてお澗番娘をあけて、パンを食べる。

 最後の一個を口に入れた途端、竿先に明確な魚信。くんくんと竿先が曲がる。
おっしゃぁぁぁ、俺の番だぜぇぇと竿を手に取り、ひょいっと合わせた。すると、バキッと乾いた音がする。何がなんだかわからなかったが、良く見ると竿が折れている。いや良く見なくても分かるんだけど、あまりに予想外の展開で呆然とする。ううう。
 それでも魚は針掛かりしているようなので、電動リールスイッチオン。明らかな手応えがある。竿が折れるほどの大物である。竿は折れたが、まぁオニカサゴの化け物を上げれば良いやとほくそえむ。うししし。


折れた竿で涙のベルデ@伊藤

 折れた竿で巻き上げているのを写真に撮っていただき、船中の注目を集めて上がってきた。オニカサゴはタモ取りしましょうと本には書いてあるが、誰もタモを使ってない。抜き上げるのに失敗したらそれこそ笑いもんだで。慎重に行こう!!

 上がってきた。しかし、体の色が灰色。。。サメである。なんてこったい。取り込みをもたついていると隣のアリパンさんとオマツリまでしてしまう。ラジオペンチを取ってハリスを切ろうとしていたら、ハリスがぷつんと切れてしまい、アバヨと尾ひれを翻してサメは海に帰って行ってしまった。

 ちゃんと取り込んで、サメとカワハギの練り物でカマボコでも作れば良かったかなぁ。まぁ、逃げた魚はでかいってかぁぁ。。。とほほ。

 はてさて、竿も折れたことだし、午後からのカワハギまではペナルティーボックス入りか。ビシ竿をちゃんとスペアに持ってくるべきだったなぁと反省していると、しんさんが、竿を持って来て貸してくださる。すげえ短い。オモチャみたいだけど、すげ
えきれいな竿だ。
 しんさんはこれに電動丸1000Hをつけていたんだけど、パワーがないからって言うんで、私のスーパータナコンと変える。どさくさ紛れに電動丸をもらっちゃおうかとも思ったが、竿を借りた上に狼藉まで働いては人道を外れると思い、とりあえず今回は竿を借りる方にしておく。わはは。

 すげえ短い竿は誘いを入れても当然動く幅は短いので、そうれって竿を両手で持ち上げてバンザイ状態にして誘う。ほれほれ。
 途中で一度、餌とタコベイトを噛み切られていて、アタリが取れなかったかと後悔したが、実はフグの仕業だったそうな。がっくし。

 竿も折ったし、こりゃ鬼は駄目だなと諦めた私は、流し替のたびにアサリを剥いて昼からのカワハギに備えるのであった。わはは。
 未体験ゾーンの200mエリアまで深場を攻めて、もう私の腕では対応できない所まで来たなぁって感じである。
 本当は健司船長の得意の根があったんだけど、風が吹いてきたんで行けなかったそうな。ちにみに兄の忠文船長の船は12尾が竿頭だったそうな。。。残念。
 ここまで深くなれば、オマツリが増えて、ご迷惑をおかけすることも多々あり、この辺が未熟だなぁと思う。底ダチを取り直す時についつい糸を出しちゃうんだろうなぁ。ううむ。

 しんさんは連続でリリースサイズを上げた後、終盤に来てなんとか良型をあげて、心の底から嬉しそうな顔をしてましたです。「それもリリースですかぁ?」と純朴な私はついつい聞いてしまい、厳しい視線を浴びるのでありました。そして隣のアリパンさんもきっちり今日最大のオニを上げて、大満足状態。

 お二人は私に外道のドンコ、それも結構型が良かったんだけど、を惜しげもなく私にくれるのでありました。ありがとうございます。「ぼ」でも手ぶらで帰らないという私のいつものパターンなのであった。わはは。

 アサリの殻も剥き終わった最後の流しだけは、30秒おきの底ダチ取り直し、アジ以上にゆっくりの誘いで、最後の一発大逆転を狙ったが、全然駄目。やはり私の渋々菌は西伊豆にも効果があったかなと納得。魚がいないんぢゃどんなにまじめにやっても無理だよなぁ。。。

 という訳で、船中10尾、トップはしんさんの3尾(リリース2尾)。


山崎女史おみごと!

 瀬の海に別れを告げて土肥港へと帰るのでありました。
 波を避けてミヨシの所へ行くと、恵美さんが「いりますか?」と澗番娘を出される。
いへいへ、私は自分のがありますからと、取り出して暖める。それから、赤いきつねを取り出してお湯を入れる。「ラジオペンチで食べるんですかぁ?」と聞かれてしまう。ちゃんと今日は箸を持ってきていた。良かった。ラジオペンチで食べたりしたら本当に伝説として残ってしまうであろう。わはは。
 ラジオペンチで本当に食べたのは、こないだのシロギス早上がりの後に、片瀬川堤防で投げ釣りをした時だけである。ちなみに。気を付けないと歯をこすると金属的な衝撃が脳に来るのである。実験君ここにありって感じ?とほほ。

6.カワハギでぇ!

 さて、船は土肥まで帰ってくると、減速し、カワハギの用意。
 とりあえず、普通の集寄をつけて、ノーマルに釣る。餌のアサリはザルで何度も洗ってぬめりをとってある。完璧な状態だ。30号のオモリが妙に軽く感じる。

 30mからスタート。一投目は空振りだが、おりゃおりゃと叩く。今日のリズムはシャズナのメルティーラブである。理由はわはは。まぁ良いぢゃないですかということで、おりゃおりゃと誘うと、びびびと魚信。よっしゃぁとリールを巻こうとすると巻けない。。。なんとガイドに糸が絡んでいる。しかも複雑怪奇。諦めて船長室に向って手を挙げると、釣りをしていなかったくまさんが飛んできてくれて、ほどいてくれる。ありがとうございます。
 ということで、船中初のヒットだったが、あがって来たのは4番目という怪しい記録を作ってしまう。。。

 カワハギは初めてとか、2年ぶりとかって言う人ばかりだが、さすがに釣りのセンスが良いのか、みなさんさくさくっとカワハギをあげて行く。くそぉとか、くぅぅとか、きぃぃぃとかって声は聞こえてこない。
 しんさんは、少したるませて聞き合わせるだけでヒットを続ける。そして、左舷トモの梅さんも船酔いで死んでオニはほとんどブロンズ像状態だったが、カワハギになると復活して、イソメを餌に竿先をふるわせている。

 その横で、私。誘ってもたるませても叩いても釣れない。声も出ない。悩みはじめる。カワハギで一番悪いパターンだ。
 「今何枚??」としんさんはせわしなく聞く。みんなが4枚とか5枚とか言う中で、私は一本指を立てて見せる。「つぬけ?」とかって言われて、肩が震えてしまった。
ううう。口ほどにもない奴と自虐的なる。
 そうなると余計にいけない。釣りがどんどん雑になってしまう。

 私が合わせているのを見て「それって、中オモリのアタリぢゃないの?」との指摘。ううむと中オモリを取る。
 叩いているのを見て「魚に餌を食わせる時間がないぢゃん」とぼそっとヒントをいただいて、そうそうと反省。合わせる前のぐっとくるタイミングが必要なのだ。そうかそうかと反省して、叩いた後に、一度たるませてここで神経を集中してすっと聞き合わせる。びびびと魚信。これだ。
 それから、周りを見ていると魚影は濃いようなので、ハリスを10cmから6cm
まで詰めて、アタリを取りやすくする。糸ふけを取った所で、少したるませて竿先を見ると、クンとアタリがある。すっと合わせるとビビビと魚信。オッケー!!

 なんとなく分かって来たかな。ということなので、ここで、あんどうさんのメールにヒントをいただいて作ったCD−ROM製の集魚に変える。これは、CD−ROMを割って光る方を表にして2枚を貼り付け、上下に焼いた釘で穴を空けてスナップをつけたものである。プラスチックで浮いてしまうとアタリが取れなくなるので、下のスナップの前に1号の中通しオモリを二つ蛍光玉を挟みながらつけてみた。完璧だ。
 この集魚の最大のメリットは馬鹿でかいので潮に流されやすく、たるませの時に仕掛けが大きく底をはうことである。おほほほ。

 たるませて、そして時間を普段の「ダルマさんが転んだ」2回から3回に伸ばすと、土肥では効果があった。良型の一荷なんていううれしいのもあった。
 30m下から引きを楽しみながら上げてくるのは結構大変だ。17日は50mダチに行くそうだが、大きいのを上げると結構大変かなと思う。電動欲しい。。。

 しかしこれも段々あわなくなってくる。叩きに戻すのだが、どうにも上手く行かない。
 西さんが段々ペースアップして数を伸ばしている。釣り方を見ると、竿先を下げて、海面付近で微妙に上下させている。そしてすっと聞き上げると魚信。なるほど、この細かい叩きってのが良い訳だぁと盗み取る。で、海面近くで小さくでもしっかり時間
を取って叩いて、勇気を持って緩めてからすっと聞きあわせるとびびびと魚信。なるほど、これかぁぁ!!

 誰かにアタリがあると「**さんヒット」なんて周りを見ながら楽しく釣る。私はアタリがあった場合には「ファイヤー」ということになり、「ファイヤー」と叫びつつ、バラシてしまい余計に落ち込むことも。わはは。
 しかし、後半になって厳しい競争になってくるとみんな振り向きもしないで本気で釣りはじめる。くれなずむ土肥港前は壮絶なバトル状態に!

 西さん叩きと、CD−ROM集魚たるませを使い分けながらせっせせっせと数を伸ばす。最後の最後でアサリがなくなり、しんさんが持っていた冷凍の剥きアサリを分けてもらう。ありがとうございました。
 しんさんがツ抜けた時にはまだ3枚だったが、終ってみると19枚。しんさんの22枚には追いつけなかったが、第2グループであった。

 途中、まじで引きが強くて、これはこれはと思った1枚が本日最大の24cmで、恵美さんのをかすかにかわしてジャックポットをゲット。とび島丸でカワハギをやるのは初めてだそうだから、船宿記録でもある。わはは。

 釣れない時の渋い顔と、アタリがあってから上げてくる時のうれしそうな顔とのギャップが激しいとの指摘もあった。わはは。妖怪親爺は表情に出してはいけないのであったな。修行せねば。

7.釣りもすんで

 港に戻ると、おかみさんが待っていてくれる。
 コーヒーのサービスがあったが、私が酒臭かったのか、「ヒレ酒もありますよぉ」とポットから注いでくださる。鼻先に潮の香りがして、口に含むと太陽の味がした。激ウマ。あああ、俺はどうしてオニを釣らなかったんだろうと後悔。
ちゃうちゃう、釣れなかったんだと思い直すも、悔しい!!


全員で

 恵美さんが釣り上げた時に、魚を押さえるのを手伝うふりをしてヒレだけもぎ取ってくれば良かったかと思うが、そんなことをすれば、うつけものの私だからトゲに刺されて、のた打ち回ることになっていたであろう。しかし、ヒレ酒の為だったら、などと由無しごとを、揺れが残る頭でぼぉと考える。

 港で集合写真を撮った後、温泉民宿へ。しんさんのカワハギを宴会で食べようということで、しんさんが民宿のおかみさんと交渉していらっしゃる。私もカワハギを供出し、そして、台所でキモ取り出してボールに入れて、3枚におろす。出刃包丁がすげえ切れ味でちょっと怖い。刃先を骨に当てる感じで3枚におろそうとすると、簡単に背骨が切れてしまうのだ。げげげ。
 おかみさんが、柳刃で刺し身に引いて盛り付けていく。キモは刺し身の横においておいて、あえて食べれるようにするのである。うふふふ、楽しみである。

 温泉は小さいとのことなので、皆さんが上がるのをしんさんと待つ。内風呂はすげえ熱いので、シャワーを浴びて、外気で少し冷めている露天に入って、それから内風呂に入りなさいと教わる。
 ということで、シャワーをさくっと浴びて、露天風呂へ。冷え切った体に風呂が痛いくらい熱い。でも足を伸ばしてうううんと伸びをすると、この世の極楽だ。
ゴルフの後もそうだけど、やっぱりこの風呂がすげえ気持ち良い。良い。良い!!!

 そして、熱い風呂の後は、「び」のつくものである。「ぼ」のつく苦いものは午前中になめてしまったが、すべてを忘れて、くぅぅぅぅぅっといただく。この瞬間の為に生きているといっても良いだろう。わはは。

 食事は、普通の刺し身の船盛り、カワハギの刺し身とキモ、カニ足、他、盛りだくさんであったが、やはりカワハギの味しか覚えていない。わはは。
 船長さんも宴会にいらしていろんなお話をしてくださった。しんさんの話では、一本釣りですぐに締めたカワハギは初めて食べたそうで、すげえ美味いと感動し、カワハギの乗合を出すと言われたそうな。ううむ、土肥までカワハギだけやりに来るのもなぁ。わはは。

 確かに魚影も濃い。魚探を見ると真っ赤な塊になっているらしい。それ以上に船長さんが良く見ていて、餌取りがなくなるとすぐに流し変えるし、フグが上がったら速攻で流し変えた。こういうご配慮があったからこそ、どんどん釣れたんだと思
うのだ。
 とび島丸さんは初めてだけど、本当に良い船宿だと思う。もう少し東京に近くて、出来れば電車でGO!できれば毎週でも通うのに。え、しんさんたちは土肥でも毎週通ってる?わはは。

 食事の後は、フトンをどかして宴会。ボジョレーヌーボーと日本酒のチャンポンが効いたのか、私は速攻で記憶を失ってしまう。
 魚が釣りたかったら車を買いなさいとひたすら言われる。釣りだけなら軽自動車でも5万くらいで売ってる中古車でも良いだろうって言われる。ううう。そうなんですが。。。車を買うと船の上で酒が飲めなくなるからなんていう本音はあの場では言えない雰囲気であった。わはは。真面目に釣ります。すみません。


ベルデ沈没

 何度か意識を失いつつも、最後までお付き合いさせていただき、宴会はお開きに。
 徹夜明けに、しかも11時間にも及ぶリレー釣りに肉体も精神も疲れきっていたところにしっかりとアルコールも効いて、フトンに入った瞬間に熟睡。
 呑んで寝るとイビキがひどい上に、すげえ寝言を言うそうだが大丈夫だったのだろうか。誰にも指摘されなかったのが余計に怖い。わはは。

8.そして終了へ

 朝起きると、風呂へ行く人もいらしたが、私は湯アタリが怖くて布団でぼぉっとしていた。
 二日酔いはない。疲れきってそんなに呑めなかったということだろう。

 これまた豪勢な朝食をとって、部屋で会計。12500円なり。あれだけ食べて呑んで温泉に浸かってこの値段ならいうことないではないですか。船宿の方で口をきいてくださったりもしたんだろうか。ううむ、幹事のしんさんのご人徳とも言えよう。

 車の中で、このレポートの書き出しを打っていたら、帰りの道はがらがらでなんと2時間ちょっとで土肥から家まで着いてしまった。こんなに近いんなら、いつでも行けるなぁと実感。しかし、さすがに夏とかは渋滞がひどくて大変なんだろうなぁ。なんせ飽きっぽい私は渋滞が大嫌いである。わはは。

 家に帰ると、息子がちょうど幼稚園から帰ってきた所で、しんさんの車を見て、「パパのお友達の車、でっけぇぇぇ」と大喜び。「僕もこんな車欲しいなぁ」だって。
娘も「あたしのお金貸してあげても良いよ」だって。はいはい。すみませんねぇ、甲斐性のない父で。ぶぶぶ。

 先に洗い物をする。だって、明日はまたカワハギだから、とにかく乾かさないといけないのだ。なんとか夕方までには乾いてきたが、とりあえず室内にもう一晩干しておく。綿入りの安物だから、乾いているようでも実は中がまだ湿っていたりして、寒風の中で凍ってしまうことがあるのだ。

 夜は、息子が煮付けを食べたいというのでドンコを煮付けにして、カワハギは天ぷらに。
 カワハギの肝を大葉で挟んで揚げてみたのだが、実はあまり美味くない。
生臭さは全然ないんだけど、大葉の味に負けてしまうのだ。アジサバなら大丈夫なのに。。。もう少し研究の余地があるかな。カワハギの身はさっぱりとした上品な味で、シロギスにはちょびっとだけ負けるが、トラギスより美味い。
これは予想以上の出来に大満足だった。
 煮付けは、水を使わずに煮たのが良かったのか、ドンコの脂がでて、とろとろで激ウマ。ドンコなんて名前も悪いし、なんとなく外道って言われてるけど、そんなことない。しんさん、ありぱんさんありがとうございます!!

 なかなか伊豆まで行くことは難しいし、どこに行ったら良いのかも分からないような私を、お誘いいただいてありがとうございました。いろんなお話を聞かせていただいて、また、実際に道具を見たり、釣りのようすを見せていただいて、ものすごく勉強になりました。
 オニは釣れませんでしたが、これも私の腕が未熟だったせいであります。いつまた皆さんからお誘いが会っても良いように相模湾で腕を磨いておきます。
また誘ってください。よろしくお願いします!!


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